FTP クライアントFTPSFTPTim Kosseファイル転送フリーソフト

FileZilla 3.42.1

複数サイトの管理にも適している使いやすい FTP クライアント

多くの機能と使いやすいユーザーインターフェースを備えた FTP・FTPS・SFTP クライアント。複数のサイトへの接続やドラッグアンドドロップでのファイル転送、速度制限や複数ファイルの同時転送、フォルダのツリー表示、フォルダの比較などの便利な機能を備えています。

FTPS と SFTP で安全なログイン

FileZilla を使う利点のひとつは、安全に通信ができる FTPS 1と SFTP 2が利用できることです。両者と違い、FTP のデータ転送は暗号化されず平文で行われるため、ユーザー名とパスワードなどの機密情報が簡単に読み取られてしまう危険性があるからです。FileZilla ではパスワードを保護して安全性をさらに強化できるマスターパスワードを使うこともできます。

また、SFTP では鍵ファイルをユーザー認証に使用する「公開鍵認証」3という認証方式が使用できるのが特徴で、鍵を持った PC 以外からはアクセスできなくなるのでとても安全です。

シンプルで直感的に使えるユーザーインターフェース

FileZilla は、50以上の言語に翻訳され世界中で使用されているポピュラーな FTP ソフトですが、多くの人に使われている理由はおそらく使いやすい操作系統と画面構成を備えているからだと思います。

ローカルとリモートの画面にはフォルダのほかにフォルダツリーが表示されるので、ほかのフォルダへの移動やほかのフォルダへのファイルの転送、ローカル間のファイルの移動、フォルダの作成が楽にできます。ファイルの転送は転送するファイルをダブルクリック、ファイルをドラッグして転送先にドロップ、ファイルを選択して右クリックからの方法で行なうことができます。Windows エクスプローラーからのドラッグアンドドロップにも対応しています。

アップロードまたはダウンロードしたいファイルは「キュー」に追加しておいてあとで一斉に処理できるので、ファイルの転送中は重たくなって作業がはかどらない…といったこともなく作業に集中できます。

FileZilla の特徴でもある便利な機能

ローカル側での移動がリモート側(またはその逆)に反映される「同期ブラウジング」は、ローカルとサーバーが同じディレクトリ構造の場合には無くてはならないほどの便利な機能です。

「ディレクトリの比較」はローカルとサーバーのファイルの違いを一目で判断できる機能で、ローカルまたはサーバーにのみ存在するディレクトリとファイルは『黄色』、名前が同じで更新日時が異なる場合は『緑色』、名前が同じでファイルサイズが異なる場合は『赤色』で強調表示されます。この機能は、更新された新しいファイルや正しくアップロードされていない不完全なファイルを見つけるのに役に立ちます。

フィルタリング機能を使用すると、CVS・.svn などのサーバーの管理ディレクトリやエクスプローラー内の .ini・.db ファイルなどを非表示にしたり、画像などの特定の拡張子のファイルだけを表示するようにできます。ファイルやディレクトリの名前だけでなくサイズや日付、パスを基準にしてフィルタリングができます。フィルターは初期設定でいくつか用意されていますが、カスタムフィルターが作成可能です。

複数のサイトの管理に最適

FileZilla はサイトマネージャーに複数のエントリを追加してフォルダで整理することができるので、複数のサイト(サーバ)を管理する人とってはとても便利です。複数のサイトに接続した場合はタブで分けられて表示されるので、ひとつのウィンドウ内でぞれぞれのサイトの作業を行なうことができます。

作業を終了した時はツールバーのボタンをクリックして接続を切断し、作業を再開する時にはタブはそのままで再接続することができます。また、FileZilla の起動時にタブを復元して再接続することもできるので、次に作業を始める時に同じ操作を繰り返さなくて済みます。

初心者から管理者まで使える FTP クライアントソフト

ほかに特徴的なのは、ダウンロードとアップロードの速度制限や最大接続数の設定、リモートまたはローカルのファイルの検索、よく使うディレクトリに簡単にアクセスできるブックマークの機能があります。

ほかの FTP ソフトでは大量のファイルを(含んだフォルダを)転送した場合に途中で失敗したり応答が停止してしまうことがありましたが、FileZilla では問題なく転送できました。気になったのは、アプリケーションのファイルが多い場合に限りローカル側のファイルのリスト時に固まってしまう点です。

FileZilla は安全に接続できるだけでなく、サイトの数や規模を問わずにあらゆる人に使いやすいように作られている ので、これから FTP クライアントを使い始める人や乗り換えを考えている人には良い選択肢になると思います。

機能・仕様

  • FTP、FTP / SSL / TLS(FTPS)、SSH ファイル転送プロトコル(SFTP)をサポート
  • IPv6 のサポート
  • 4GBを超える大きなファイルの再開と転送をサポート
  • タブ付きユーザーインターフェース
  • 強力なサイトマネージャと転送キュー
  • ブックマーク
  • ドラッグ&ドロップのサポート
  • 転送速度制限
  • 切断と再接続
  • ファイル名フィルタ
  • ディレクトリ比較
  • ネットワーク設定ウィザード
  • リモートファイル編集
  • HTTP / 1.1、SOCKS 5、および FTP プロキシのサポート
  • ファイルへのログ記録
  • 同期ディレクトリ参照
  • リモートファイル検索

ソフトウェア情報

価格:無料
ライセンス:フリーウェア
動作環境:Windows 7|8|8.1|10
メーカー:Tim Kosse
使用言語:日本語
最終更新日:2019年5月9日
ダウンロード数:72

ダウンロード

FileZilla_3.42.1_win32-setup.exe windows 32 bit (installer) 8 MB 24 ダウンロード
FileZilla_3.42.1_win64-setup.exe windows 64 bit (installer) 8 MB 15 ダウンロード
FileZilla_3.42.1_win32.zip windows 32 bit (zip) 11 MB 12 ダウンロード
FileZilla_3.42.1_win64.zip windows 64 bit (zip) 11 MB 13 ダウンロード
FileZilla_3.42.1_macosx-x86.app.tar.bz2 mac os x (10.9 - ) 9 MB 4 ダウンロード
FileZilla_3.42.1_i686-linux-gnu.tar.bz2 linux (i686) 9 MB 1 ダウンロード
FileZilla_3.42.1_x86_64-linux-gnu.tar.bz2 linux (x86/64) 9 MB 3 ダウンロード

スクリーンショット

インストール・使い方

インストール方法や使い方、ヘルプ情報は次ページです。

  1. FTP で送受信するデータを TLS または SSL で暗号化する通信プロトコル。
  2. SFTP(SSH File Transfer Protocol :SSH ファイル トランスファ プロトコル)は、SSH で暗号化された通信で FTP のようにファイル転送を行うことが可能なプロトコル。SSH で使用できる公開鍵などの認証方式が利用できるので安全にファイルの転送を行なうことができます。
  3. 公開鍵認証(Public key authentication)とは、PC(クライアント)側に秘密鍵、ログインするサーバー側に公開鍵を置いておく認証方式のこと。