PuTTYjp: 初期化コードについて

文字コードについて、より高度な設定が必要な場合は、従来のパッチの初期化コード (Initialisation code) が使用できます。この場合は、文字コードのコンボボックスに対して "iso2022 " という文字列に続けて初期化コードを指定してください。初期化コードは、以下のものを順に並べて、1 バイトを 16 進数 2 桁で表現したものです。16 進数以外の文字は無視されますので、見やすいように空白等で区切ることができます。

  1. 受信用の端末に最初に送り込む制御文字列を指定します。通常は G0, G1, G2 および G3 に文字コードを指示し、GL および GR に呼び出しを行います。
  2. 00
  3. 内部にある送信用の端末に最初に送り込む制御文字列を指定します。通常は G0, G1, G2 および G3 に文字コードを指示し、GL および GR に呼び出しを行います。
  4. 00
  5. 送信時に「指示」に使用できる制御文字列があれば、それらを指定します。制御文字列は 00 で終端します。複数並べることもできます。
  6. 00
  7. 送信時に「呼び出し」に使用できる制御文字列があれば、それらを指定します。制御文字列は 00 で終端します。複数並べることもできます。
  8. 00
  9. C0 制御文字 (文字コード 00〜1F) を送信する前に G0, G1, G2 または G3 に何か指示をしておく必要がある場合や、GL または GR に何か呼び出しておく必要がある場合は、その制御文字列を指定します。文字列は 00 で終端します。複数並べることもできます。
  10. 00
  11. 送信時に文字コードを 7 ビットで送信する場合は 07, 8 ビットで送信する場合は 08 を指定します。

このほか、初期化コードの先頭に以下のキーワードをひとつまたは複数指定することもできます。各文字列は空白で区切ります。

詳しくはソースコードを参照してください。

Hideki EIRAKU