HijackThis 2.9.0.26

HijackThisは、システムの不正なエントリキーを探して、スパイウェアやトロイの木馬など、 未知のものも含めたスパイウェア、マルウェアの場所の検索ができる診断ツールです。

HijackThisは、ブラウザハイジャッカーや他のスパイウェアなどの駆除のために、 スタートアップやBHO（Browser Helper Objects）等のスパイウェアが 好んで使用するレジストリやファイルの情報をテキストファイルにレポートします。

　特に他の駆除ツールで検出や完全な駆除ができない場合に、そのレポートの中から不正なエントリログを探して削除することで スパイウェアやトロイなど （未知のものも含めて）の発見と駆除をすることができます。

　駆除をするにはログの一つ一つをデータベースサイトなどを利用してログが正しいものかどうか 調べたり検索やBBSなどを使って調べるようにしましょう。

　HijackThisに表示されるエントリは削除しても復元することができるので、間違えて削除しても元に戻すことができます、怪しいものはとりあえず削除→再起動して 様子をみるなどの方法もあります。 不明な場合は、

・HijackThisログの解析サイト
https://www.hijackthis.de/

でログを解析すると良いでしょう。

• ＜機能＞


• : システムのドライブやレジストリに登録されているエントリ（キー）の表示。


• : 実行中のプロセス、BHO、ブラウザの拡張、サービスなどを表示。


• : 主にブラウザハイジャッカーの手動検出、駆除


• : スキャン結果のレポートの表示。

＜使い方＞

1. 実行

　ダウンロードした HijackThis の実行ファイル（HijackThis.exe）を実行します。

2. 実行

　ライセンスの確認のダイアログが出るので「I Accept」をクリックします。

3. スキャン開始

スキャンして結果をログファイルに保存する場合はメニューの一番上の「Do a system scan and save a logfile」をクリックしましょう。

4. スキャン終了

　数秒でスキャン結果が表示されます。

5. スキャン結果

　スキャン結果のログファイルは、「hijackthis.log」という名前で保存されます。
　このログファイルの内容をもとに、解析を進めていくことになります。